代表からのご挨拶
はじめまして。CT Rain LLC代表の根本圭悟です。
私が最初にビジネスを始めたのは20歳の頃でした。
ただ、僕の経営者人生は、決して綺麗なスタートではありませんでした。
ビジネスを始めたばかりの頃に投資詐欺に遭い、700万円の借金を抱えました。
さらにその後、最初に立ち上げた会社では、信頼していた役員に会社のお金600万円を持って逃げられるという経験もしました。
お金を失ったことも苦しかったですが、それ以上に、「人を信じて事業をすることの難しさ」を突きつけられた出来事でした。
当時はクレジットカードも作れない。賃貸契約も難しい。子どもがお腹の中にいるにもかかわらず、経済的な基盤も信用もほとんどありませんでした。
何か特別な才能があったわけでも、潤沢な資金があったわけでもありません。
ただ、家族もいる。借金もある。もう逃げる場所もない。
そこから国内物販を始め、資金繰りに悩み、自転車操業になり、何度も失敗しました。
金融機関からお金を借りることさえ難しかった時期もあります。
売上が上がっても資金が残らない。人を信じて失敗する。新しいことに挑戦して、また失敗する。
決して最短ルートではありませんでした。
それでも、失敗するたびに原因を考え、仕組みを変え、また挑戦してきました。
そして7年間、やめませんでした。
今振り返ると、この頃の経験が現在の僕の経営に大きく影響しています。
「誰か一人がいなくなったら終わる会社にしないこと。」
「感覚ではなく、仕組みとして事業を残すこと。」
「目先の売上以上に、長く信頼できる関係を作ること。」
そして何より、
これらは、後から綺麗に作った理念ではありません。
僕自身が失敗し、お金を失い、人との関係で苦しみながら事業を続けてきた中で生まれた考え方です。
そして現在、法人設立から4期目を迎え、累計売上は4億円を超えました。
Apple Alchemy+を通じた越境EC事業も大きく成長し、千葉を代表する企業100選にも選出いただき、マーケティング支援を含めた全事業の月商も3,000万円を超えるまでになりました。
ただ、僕が一番誇りに思っているのは、自分の売上ではありません。
元美容師だった方が月商1,500万円を達成し、一軒家を購入しました。
3人のお子さんを育てながら専業主婦だった方が年商1,000万円を超え、消費税還付だけで100万円を受け取るまでになりました。
eBayで赤字が続いていた方が、仕組みを変えた初月から黒字化し、半年後には月利益50万円を超えました。
16歳の高校生が、学校・部活・自習を続けながら、1日約1時間の取り組みで開始1ヶ月目に月商63万円を達成しました。
最初から特別だった人たちではありません。
むしろ多くの方が、
という状態から始まっています。
だから僕は、Apple Alchemy+を単なる「稼ぎ方を教えるコミュニティ」にはしたくありません。
顧客を強くした結果として儲かる会社になる。
これが、CT Rain LLCとApple Alchemy+が事業を行う上で大切にしている「Core Boundary(コア・バウンダリー)」です。
Core Boundaryを日本語にすると、「事業の核を守るための境界線」という意味です。
これは単なるスローガンや綺麗な理念ではありません。
目の前に利益が出そうな選択肢が現れた時に、「それをやるか、やらないか」を判断するための経営基準です。
Core Boundaryのビジネス的意味
会社が成長すると、できることは増えていきます。
代行サービスを始めることもできる。高額商品を増やすこともできる。顧客を長く依存させるような仕組みを作れば、短期的にはLTVを高められるかもしれません。
しかし、短期的に売上が上がることと、長期的に強い会社になることは同じではありません。
私たちがCore Boundaryを定めている理由は、短期利益のために、長期的な信頼や顧客価値を壊さないためです。
↓
売上と利益が増える。
↓
次の販路へ進む。
↓
ツールや物流など必要なインフラが増える。
↓
顧客の事業がさらに成長する。
↓
その結果として、私たちの事業も成長する。
つまり私たちが目指しているのは、顧客が依存するほど売上が増える会社ではありません。
顧客自身の能力、利益、事業規模、意思決定力が高まった結果として、私たちにも新しい価値提供の機会が生まれる。
この「Customer Successと会社の成長が同じ方向を向いている状態」を、私たちは最も大切にしています。
私たちが「依存させない」理由
僕たちは、すべてを代わりにやってあげたいわけではありません。
作業はツールで減らす。
物流は仕組みで支える。
難しい問題は一緒に考える。
必要であれば、プラットフォームとの交渉やツール改善まで運営側が動く。
ただし、
何を売るのか。
なぜその販路へ進むのか。
利益を何に再投資するのか。
どこで攻めるのか。
どこで撤退するのか。
最終的には、自分自身で判断し、自分の事業を動かせる人になってほしいと思っています。
だから僕らが目指しているのは、「Apple Alchemy+がないと何もできない人」を増やすことではありません。
むしろ逆です。
その状態を作ることが、本当のCustomer Successだと考えています。
「結果を売る」という覚悟
一方で、「自立してほしい」という言葉を、サポートをしない理由にはしたくありません。
僕たちには、「結果を売る」という覚悟があります。
情報を渡して終わりではなく、実際に行動し、結果へ近づくところまでコミットする。
運営陣は現在もビジネスの現場に立っています。
ツールを作る人間も、戦略を考える人間も、顧客対応をする人間も、机上の理論だけを話すのではなく、自分たち自身が市場でテストし、失敗し、改善し続けています。
なぜそこまでやるのか。
顧客が売上を伸ばす。
次の販路へ進む。
ツールを活用する。
物流量が増える。
事業が大きくなる。
その結果として、僕たちの事業も成長する。
稼ぐことを、誰かの価値へ
そして僕は、「稼ぐ」ということも、お金だけで終わらせたくありません。
Apple Alchemy+では、国内のB型就労施設との連携を進めています。
メンバーの商品が売れれば、その裏側で検品や梱包などの仕事が生まれ、障害を持つ方々の仕事につながっていく。
「彩むすび書」という取り組みでは、160人の筆ペンの先生方の文字や想いを、商品と一緒に世界へ届けています。
僕は、そんな事業の循環を作りたいと思っています。
初期ステータスだけで、未来は決まらない
僕自身、最初から能力があったわけではありません。
借金があり、信用もなく、資金もなく、何度も失敗しました。
だからこそ思います。
その人の未来は決まりません。
正しい環境。
正しい仕組み。
正しいフィードバック。
そして、本人の覚悟。
これらが揃えば、見える景色は変えられます。
僕が遠回りした5年分、7年分の経験を踏み台にして、僕らと関わる人にはもっと早く前へ進んでほしい。
そして最終的には、僕らを超えていってほしい。
それが僕がこの会社を続ける理由です。
顧客を強くした結果として儲かる会社になる。
このCore Boundaryを守りながら、僕たち自身も学び、失敗し、改善し続けます。
これから一緒に仕事をする皆さんとは、「サービスを提供する会社と、お客様」という関係だけではなく、一緒に事業を前へ進めるパートナーとして関わっていければ嬉しいです。